@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00001155, author = {高尾, 裕二}, issue = {1・2}, journal = {経営情報研究:摂南大学経営学部論集}, month = {Feb}, note = {会計学(より正確には財務会計)は、基盤を形成する会計の基本機能から個々の具体的な会計測定・開示基準に至る様々な次元において、数多く存在する相対立する見解ないし代替的な処理・開示方法を取り扱う。それゆえ、それらのいずれが望ましいのかを適切に判断することのできる評価規準・評価装置を内生的に組み込んだ「会計理論」がとりわけ必要とされる。本稿の目的は、会計学、とりわけ「経済学ベースの会計学」において妥当と思われる主たる2 つの評価規準―価格効率性と経済効率性―の存在を指摘したうえで、これら2 つの評価規準に適合した「会計開示の基本フレームワーク」を概観し、そのもとで採用されている個々の具体的な評価規準を検討することである。 価格効率性と経済効率性という2 つの評価規準の一方だけでなく、両者をバランスよく取り扱うことのできる会計開示モデルの開発が今後の会計研究において望まれるというのが本稿の主要なメッセージである。}, pages = {1--29}, title = {2つの効率性規準と会計情報の評価-分析的会計研究の成果からの会計情報評価装置の再検討-}, volume = {26}, year = {2019}, yomi = {タカオ, ヒロジ} }