@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00001282, author = {山本, 圭三 and Yamamoto, Keizo}, issue = {1・2}, journal = {経営情報研究:摂南大学経営学部論集}, month = {Feb}, note = {これまでの種々の実態調査によって、NPO 組織の多くが「資金獲得の困難さ」「人材不足」という課題を抱えており、限られた資源のなかで運営をおこなっている状態であることが明らかにされている。このことからNPO 組織での活動は慢性的に「忙しい」状態になりがちであることが想定されるが、こうした多忙度は組織の維持存続を左右しうる大きな要因となっていると考えられる。かような問題関心のもと、本研究ではNPO 組織を対象とした計量調査データを用いて、NPO の体制・活動内容・組織風土と多忙度の関連を検討する。 分析の結果、多忙度は組織のパフォーマンスに確かに関連しており、その多忙度は組織体制よりも他組織との協働、あるいはメンバー間の情報共有といった組織風土などに影響されることが明らかにされた。結果を踏まえ、筆者はこれまであまり注目されることのなかった多忙度に注目した検討をさらに進めることにより、NPO 研究がさらに組織の現実に即したものになっていくと期待できることを主張する。}, pages = {1--19}, title = {NPO組織の体制・活動・風土と多忙度―NPO 法人を対象とした計量調査データを用いた実証分析―}, volume = {27}, year = {2020}, yomi = {ヤマモト, ケイゾウ} }