@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00001283, author = {大田, 住吉 and 佐々木, 公之 and Ohta, Sumiyoshi and Sasaki, Kimiyuki}, issue = {1・2}, journal = {経営情報研究:摂南大学経営学部論集}, month = {Feb}, note = {東南アジアなど亜熱帯地域の発展途上国では、農水産物など一次産品を生産地(地方)から消費地(都市部)へ低コストで鮮度維持輸送する有効な物流手段を持たないケースが多く、経済発展上の大きな課題となっている。例えば、ミャンマーのベンガル湾に面するラカイン州沿岸は豊富な水産資源を有するが、十分なコールドチェーン(鮮度維持流通網)が整備されていないため、大量の魚介類が漁獲後に天日干しされ、飼料になっており、せっかくの天然資源が有効活用されていない。さらには、こうした課題に対し、現時点では世界各国のどの政府・企業も解決に着手しておらず、放置されたままとなっている。 本研究では、日本の先進技術である氷温技術を用い、現地において従来手法との比較輸送実験を行った。今回、日本から現地へ持ち込んだ氷温ジェルアイスを使用した輸送実験では、その実験データを過塩素酸抽出法により解析・検証した結果、従来の輸送方法と比較し、水産物の鮮度・うま味ともに十分な優位性が示された。 また、上記の実験結果をもとに、ミャンマー国内における「上流」から「下流」までの水産コールドチェーンの具体的輸送ルートモデルを示し、その実現性について考察した。}, pages = {21--40}, title = {氷温技術を活用した亜熱帯地域における水産コールドチェーン構築―ミャンマー・ラカイン州における実証実験から―}, volume = {27}, year = {2020}, yomi = {オオタ, スミヨシ and ササキ, キミユキ} }