@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00001557, author = {樋口, 友紀 and 山本, 圭三 and HIGUCHI, Yuki and YAMAMOTO, Keizo}, issue = {19}, journal = {摂南大学教育学研究, Bulletin of Educational Research of Setsunan University}, month = {Mar}, note = {オンライン形式が多用される新しい学修環境において、学生がどのように適応し、学修を成り立たせているのかといった実情を把握することは、教育機関における喫緊の課題である。このような課題に対し、筆者らはこれまで「学生の遠隔授業に対する適応度」と「コロナ禍により大きく変化した学生生活への受容度」といった2 視点による学生のパターン分類(態度類型)が、彼らのようすを把握するために有効であることを確認している(山本・樋口 2022)。一方で、このような類型の違いをもたらす要因や時期については明確な結論が得られていなかった。これを受け、本稿では最新のデータを用いて類型の違いをもたらす要因について検討することを主眼としている。  本稿の分析から、類型をもたらす要素として、属性や基本的な性格あるいは家庭環境といった要因の影響のあることが確認された。これらの結果は本人の努力に依らない事柄の影響が小さくない、ということを示すものであった。それゆえ、学生が提供される学修のスタイルについていけなくなった時、その学修の意欲の有無のみに問題を帰着させるのではなく別のアプローチが有効である可能性を示唆しており、それを講じることが重要であると本稿では結論づけている。}, pages = {23--36}, title = {コロナ禍における学生の態度を規定する要因― 学生生活の実態と意識に焦点を当てた計量分析 ―}, year = {2023}, yomi = {ヒグチ, ユキ and ヤマモト, ケイゾウ} }