@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000002, author = {Tanaka, Kenji and Tanaka, Kenji}, issue = {21}, journal = {摂大人文科学, The Setsudai Review of Humanities and Social Sciences}, month = {Jan}, note = {1900 年代アメリカ西海岸諸州では、日本人男性移民雇用を原因として、厳しい反日の記事が新聞紙上に掲載されるようになった。雇用問題、民族問題を中心に記事が書かれた。研究者向けの論文集においても同様の傾向が見られた。本論は1900年代のThe Seattle Times の記事を対象として、親日記事の存在を見つけ、その記事内容の把握とカテゴリーを検討した。排日の記事が日本人の生活全般にわたって掲載されたのに対し、親日記事は日米経済関係の中で見られることが分かった。当時の日米貿易額を調べると、両国の貿易・経済的結びつきが強くなった時期であることも分かる。したがってpro-Japanese の記事が登場する理由は、20 世紀初頭の日米貿易と両国の経済発展の潮流が背後にあることは容易に推測される。排日が強く叫ばれる雰囲気の中で、The Seattle Times は経済の結びつきを発展させる意図を一方で持ちながら、地元労働組合など雇用面に強い不満を持ったアメリカ人とのバランスを取りつつ、日々の紙面作りをしていたことがわかった。}, pages = {1--23}, title = {Anti-Japanese in Everyday Life, but Pro-Japanese in Economy:Varieties of News Coverage on Japanese Immigrants in the 1900s}, year = {2014} }