@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:02000051, author = {小林,基 and 中塚,華奈}, issue = {2}, journal = {摂南国際研究}, month = {Feb}, note = {本稿は、東大阪市の川中邸屋敷林における集団的な保全・管理の取り組みを紹介し、「私有地とみなされている緑地空間がいかに都市コモンズへと開かれるのか」という問いについて検討する。川中家は1980年代から市民や行政府を巻き込んだ屋敷の管理に取り組み始め、市民団体とボランティアのネットワークを形成している。屋敷林内の木材を活用した肥料や燃料の供給源としての伝統的な利用は途絶えていたが、マダケやドングリの新たな資源利用の場、市民活動・イベントの拠点、ボランティアの活躍と憩いの場などとして機能している。屋敷林の集団的な管理は、こうしたあらたな価値の開発をともなう創造的かつ流動的なプロセスである。}, pages = {39--56}, title = {都市コモンズとしての屋敷林とその管理―東大阪市今米地区・川中邸を事例として―}, year = {2024} }