@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000026, author = {朝日, 素明 and アサヒ, モトアキ and ASAHI, Motoaki}, journal = {摂南大学教育学研究}, month = {Jan}, note = {P(論文), 本書は、日本労働研究機構(現、労働政策研究・研修機構)が編集・発行している調査研究報告書No.154(2003年3月31日刊)である。公刊されてから2年近くが経過するが、この研究成果の価値はまったく色褪せていない。長期にわたる景気の低迷を背景として、若年者の離職や失業が社会問題となり、他方で、「ニート(NEET)」と呼ばれる若者が増加し注目されるようになった現在こそ、本書は読み直される意義があると考える。本書は、厚生労働省・文部科学省共同設置の研究会での議論に資する目的で実施された高校生対象の4調査と高等学校対象の1調査の結果に加え、日本労働研究機構が独自に実施してきた調査結果も交えて、より詳細に再分析したものである。高卒者の職業生活への移行の課題に関して高校生とその在籍する高等学校を対象として実施された調査としては、これほど大々的なものは他にあまり類を見ず、特にパネル調査という方法そのものが稀有であり、これまで公刊されてきた類書にもあまり例がない。本書はこのパネル調査の特質を生かして進路希望意識の変化、高校進路指導の実態や評価などを分析し、興味深い知見をもたらしている。本書のねらいは高校進路指導、高卒就職システムの見直しにあり、それは労働市場の変化から要請されている部分が少なくないが、結論の政策提言の内容は影響が大きいだろう。}, pages = {75--86}, title = {文献紹介-日本労働研究機構『学校から職場へ-高卒就職の現状と課題-』}, volume = {創刊号}, year = {2005} }