@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000004, author = {西川, 眞由美}, issue = {21}, journal = {摂大人文科学, The Setsudai Review of Humanities and Social Sciences}, month = {Jan}, note = {談話標識は、前後の情報内容の意味関係や必要な文脈を特定することで聞き手の解釈を話し手が意図した方向に向かうよう導く言語表現である。談話標識がその前後の情報授受に大きく関わるという性質上、導入される発話内容が旧情報か新情報 かは解釈において非常に重要な要因となる。基本的には、使用される談話標識によって主発話の情報の新旧は決定されることが多いが、常にそうであるとは限らない。本稿では、特に主発話の情報の新旧に大きく関与する8つの談話標識に注目し、 それらを使った映画などの会話例を取り上げ、その多様な解釈のメカニズムを分析する。さらに、さまざまな文脈の中で談話標識が導入する主発話の解釈はその情報の新旧によって大きく影響を受けていること、また話し手はそれぞれの談話標識の機能と導入する情報の新旧をうまく関連づけることで、自らの心的態度など多様なメッセージを伝達していることを考察する。}, pages = {51--66}, title = {新旧の情報の授受を合図・管理する談話標識}, year = {2014} }