@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000518, author = {牧野, 幸志 and マキノ, コウシ and MAKINO, Koshi}, issue = {1}, journal = {経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集}, month = {Jul}, note = {P(論文), 本研究は,学生による授業評価と授業へ出席率との関係を検討した。先行研究に2つの改善を行った。第1に,出席を取らない授業を対象とした。第2に学生の出席は自己申告ではなく他者による客観的なデータを使用する工夫をした。次のような予測を行った。学生は,序盤の授業を受け,授業を高く評価し,満足できそうだと判断した場合には出席するようになり,逆に,序盤の授業で授業を低くし,満足できなさそうだと判断した場合に出席しなくなるだろう。したがって,出席率の非常に低い学生は,出席率の高い学生よりも授業を低く評価すると予想した。また,出席率と自己評価との関連も検討した。受講態度,学習態度の自己評価が高い学生は,もともと授業に対して真面目な態度をもっているため,授業にも出席するであろう。その結果,出席率の高い学生は自己評価も高くなるであろう。さらに,出席率と成績との関連も検討した。もともと授業に対して真面目な態度をもっている学生は,授業にも出席すると考えられる。そして,試験は授業内容から出題される。したがって,出席率の高い学生のほうが低い学生よりも成績が良いであろう。調査の結果,授業にほとんど出席していない学生は他の学生よりも授業評価が低かった。また,満足度は授業にほぼ毎回出席している学生よりも低かった。次に,出席率の高い学生は出席率の低い学生よりも自己評価が高かった。さらに,出席率の高い学生ほど成績が良かった。これらは仮説を支持する結果であった。本研究により,授業に出ていない一部の学生は,授業を悪く評価することが明らかとなった。}, pages = {1--14}, title = {学生による授業評価と出席率との関係(1) : 授業に出ていない学生は授業を悪く評価するのか?}, volume = {13}, year = {2005} }