@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000659, author = {三木, 僚祐 and ミキ, リョウスケ and MIKI, Ryosuke}, issue = {2}, journal = {経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集}, month = {Feb}, note = {P(論文), 1980 年代以降、製造業においては、FA 化によって工場の機械化が進んだ。そして、FA化の進展は、企業の原価管理の方法にも影響を与えた。従来の原価管理の中心的技法は、標準原価計算であった。標準原価計算の管理の焦点は、直接労務費の管理にあるが、工場のFA 化にともない、工場で発生する原価に占める直接労務費の割合は激減することになった。その結果、標準原価計算の原価管理機能も大きく低下することになったのである。直接労務費が激減する一方で、急激に発生額が増えたのが、機械の減価償却費などキャパシティ・コストといわれる固定費である。固定費は、一度発生したら短期的には発生額を変えることができないため、従来の原価管理では、あまり注目されていないものであった。しかし、このようなFA 化によるキャパシティ・コストの増大は、原価管理において無視できる存在ではなくなってしまったのである。このような流れの中で、近年原価管理の分野において、キャパシティ・コストの管理に関する研究が積極的に行われるようになってきている。また、それらの研究の中でも、特に注目を集めている研究の1 つにCAM-I(Consortium for Advanced Manufacturing-International)の発表したキャパシティ・モデルに関する研究がある。CAM-I のキャパシティ・モデルでは、工場のキャパシティ利用状況を明確に示すため、機械設備の理論的キャパシティが利用目的別に詳細に分類される。そして、利用目的別のキャパシティ・コストを測定することによって、キャパシティ管理の支援を行うのである。本研究では、このCAM-I のキャパシティ・モデルがどのようものであるかについて検討する。}, pages = {39--54}, title = {キャパシティ・コストの管理に関する一考察}, volume = {18}, year = {2011} }