@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000689, author = {牧野, 幸志 and MAKINO, Koshi}, issue = {1}, journal = {経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集}, month = {Sep}, note = {P(論文), 本研究では,第1 に,同性友人,異性友人に対するコミュニケーション・スキル(以下,CS と表記)尺度を作成する。次に,その尺度を使用して青年期のCS が性別,学年により異なるかを調査する。さらに,CS により友人関係の特徴や満足度が異なるかを検討する。調査参加者は大阪府内の私立大学(共学)に通う大学生160 名(男性103 名,女性57 名,平均年齢19.34 歳)であった。因子分析の結果,同性友人に対するCS,異性友人に対するCS ともに5 因子が抽出された。それらは,自己表現スキル,状況判断スキル,会話スキル,葛藤解決スキル,関係構築スキルであった。各CS の5 因子に対して性別(男性,女性)×学年(1 年生,2 年生,3 年生)の2 要因分散分析を行なった。その結果,同性友人CS では,状況判断スキルは,女性のほうが男性よりも高く,1 年生よりも3 年生が高かった。また,会話スキルは,1 年生よりも3 年生が高かった。他方,異性友人CS では,関係構築スキルは,1 年生よりも2,3 年生のほうが高かった。次に,同性友人CS と友人関係との関連を検討したところ,同性友人間で状況を判断するスキルが高い人ほど,同性友人に気を使っていることが明らかとなった。また,同性友人CS と異性友人CS のすべての因子が友人関係満足度と正の相関がみられた。友人に対するCS が高い人ほど,現在の友人関係に満足していた。}, pages = {17--32}, title = {"青年期におけるコミュニケーション・スキルと友人関係- 同性・異性友人に対するコミュニケーション・スキルの性差,学年差の検討 -"}, volume = {20}, year = {2012} }