@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000883, author = {槇谷, 正人 and MAKITANI, Masato}, issue = {1、2}, journal = {経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集, Journal of Business Administration and Information}, month = {Feb}, note = {組織変革メカニズムの解明のため、組織変革の理論モデルの先行研究に依拠し、「環境適応系-自己組織系」と「資源活用系-知識創造系」の2つの軸から4象限で体系的に再整理した。そのうえで、組織の効率的・合理的・計画的な側面と、創造的・非合理的・創発的な側面の二面性を包摂した組織変革の分析フレームワークを提示した。さらに、Teece(2007)が提唱したダイナミック・ケイパビリティの枠組みを参考に、組織変革のメカニズムをミクロ組織論の視点から考察した。 組織変革は、改善活動、組織改革、経営革新と密接に関連しているが、決定的に他の用語と異なるのは、企業の持続性を保証する要件を満たすという意味が強く含まれていることであった。そこで、組織変革メカニズムの分析単位として組織ルーティン現象を考察し、その安定・変化・破壊・創造のプロセスを考察することが合理的であると考えられた。 これらの分析フレームワークから、次の2つのインプリケーションが導き出された。第1に、環境変化に適応し自己組織化するプロセスでは、組織能力と組織文化との関係の中で組織変革を時間展開によって考察する必要性があった。第2に、資源活用し知識創造するプロセスでは、組織学習と組織間関係の相互作用を通して組織変革を時間展開によって考察する重要性が導き出された。}, pages = {1--16}, title = {組織変革メカニズムの解明に向けた分析フレームワーク}, volume = {23}, year = {2016} }