@article{oai:setsunan.repo.nii.ac.jp:00000955, author = {スミザース, 理恵 and Smithers, Rie}, issue = {24}, journal = {摂大人文科学, The Setsudai Review of Humanities and Social Sciences}, month = {Jan}, note = {1341-9315, 本稿は、Cymbeline (1609-10)の演劇的コンテクストにおけるCloten 斬首場面の役割と意味を考察するものである。Shakespeare が所属した劇団(The Chamberlain’s Men/ The King’s Men)で道化役者として活躍したRobert Armin がCloten を実際にGlobe 座の舞台上で演じた姿を、David Wiles のShakespeare’s Clown—Actor and Text in the Elizabethan Playhouse を照査しながら再現し、その象徴性とインパクト、彼の役割を解明していく。Cloten が真の王子Guiderius に首を切られ、その首を川に投げ入れられる場 面や、生首や首無しの死体が舞台上に現れる場面は、Cymbeline という作品を演劇芸術として完成させるために必要不可欠な要素として、劇作家Shakespeare とArmin によって 作り出されたのである。Cloten や彼の斬首による死が、Guiderius の真の王子としての宮廷への帰還やPosthumus の悪徳の排除と浄化の役割を可能とする“dramaturgy”として用 いられているということを論証することが本稿の狙いである。}, pages = {163--178}, title = {Cymbeline におけるCloten 斬首場面の意味と劇的効果}, year = {2017} }